日本の平均寿命は世界でも高い順位を誇りますが、健康寿命はどうでしょうか。
平均寿命よりも十歳以上低いという結果が出ており、寝たきりや介護の必要性が叫ばれています。
なるべく平均寿命と健康寿命を近づけることが急務とされていますが、生活習慣などから健康寿命を縮めてしまう人も少なくありません。
原因として挙げられているのは、生活習慣です。
看護師さんの場合、特に夜勤がある人だと睡眠時間が安定して取れずに生活が不規則になりがちです。
決まった時間に食事を取れない、食べれる時に食べるという事での暴飲暴食、仕事のストレスを発散するための飲酒や喫煙など、当てはまる人もいるのではないでしょうか。
看護師だけに限った事ではないですが、体が資本です。
人の健康管理をする立場としても、これらの悪習慣に当てはまる人は今の生活を見つめ直してみましょう。
大切なのは、運動、早寝早起き、規則正しい食生活、塩分、脂肪分を必要以上に取りすぎない事です。
特に塩分をとり過ぎない食生活に対しては、外食を控えて自炊を行う事、塩分の代わりに出汁や酢などの調味料を使い、塩分を抑えた食生活を行う事が望ましいです。
日本人は相対的に塩分の取りすぎによって起こる脳血管疾患にかかる可能性が危険視されています。
そのため、なるべく塩分をとり過ぎない食生活を心がけて下さい。
1日5gが必要な塩分摂取量といわれているため、それ以上取り過ぎない食生活ができるよう、インターネットでの減塩レシピなどに挑戦してみましょう。
大切なのは、一日だけ減塩レシピを作るのではなく、毎日減塩レシピで料理を作って食べる習慣を持つ事です。
健康寿命を延ばすための健康行動として、まずは塩分摂取量を減らす事から始めてみてはいかがでしょうか。